「不倫のオーラ」「美女は天下の回りもの」 林真理子 を読んで
前回書いた僕はパパを殺すつもりだの印象が強くて、
フィクション本は、フィクションねーとなってしまいそうな空気だったので
エッセイを。
林真理子さんの本、母が読んでいたのではじめて読んだのは
小学生か中学生か。
それからとってもハマりました。
私が上京したかった理由の一つは林真理子さんの本の影響といっても
過言でないくらい過去本や新作本までずっと読んでました。
とはいえ私は2010年からオーストラリアにいたので
読めていなかった本がたくさんあるのでうれしい。
好きな作家さんの本って、読んでもっと読みたいときに
新刊までが長いと悲しくないですか?
今は読みたい本が蓄積状態の賢者タイムだから強いです!!
さてさて、エッセイも面白い。
自分の思ったことをガンガンかいているので、
2冊さくさく、楽しく読めましたー。
オススメ度:★★★★
この2冊の中で感慨深かったのは林真理子さんほどでも
そう思ってしまうのね?という発言。
内容として、
自立して自分で買い物できてその生活が素晴らしい。
でも本当のすっごくお金持ちに甘やかされて生きてる女性がうらやましい。
とポロっと書いたところがあって、
思わず、そうよねーと。
確かに心の中では
私も自立しなきゃとか、自分で気負いなく自由に使えるお金があったほうがいいなぁと
思うのだけれど、
万一、好きな人がお金持ちで、私の自由にしていいよーって
いってくれたら、それはそれがいいでしょ?っていう。
もちろん自立大切なのは異論なしだし、
働くことの大切さのetcみたいな話はいくらでもできますよ…!?
でもそんな正論(?)ばっかりいってないで、
実際のところは、こうなんじゃない?って
ありのままに話せるって、それも力よね。
とはいえ、一瞬ありもしない
優雅に甘やかされ生活を想像しましたが、
そういうことが起きないから自立しなきゃいけないのよ、
と私はまた働いていく決心をしたのでありました。